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原稿の作り方CLIP STUDIO PAINT編

CLIP STUDIO PAINTの詳しい操作方法については、CLIP STUDIO PAINTマニュアルをご覧下さい。オレンジ工房.comでは、ソフトのサポートは受け付けておりませんのでご了承下さい。

新規作成時の設定

解像度は一度低く設定すると、数値を高くしても元の画像には戻りません。最初に解像度を正しく設定して原稿の作成を始めて下さい。また解像度は全ページ(データ)で統一して下さい。こちらの設定で原稿用紙を作成して頂ければ、オレンジ工房.comのテンプレートと統合する必要はありません。

「コミック」で新規作成
「コミック」で新規作成
製本(仕上がり)サイズ A5サイズ A5判 (幅148.00mm・高さ210.00mm)
B5サイズ B5判 (幅182.00mm・高さ257.00mm)
文庫サイズ A6判 (幅105.00mm・高さ148.00mm)
表1と表4がつながっている表紙原稿や見開き本文原稿を作成する場合は、CLIP STUDIO PAINTの新規作成ではなく、オレンジ工房.comのダウンロードテンプレート(各セットのページ内にあります)をご利用下さい。
裁ち落とし幅 5mmを推奨
解像度 カラー原稿 350dpi
単色・モノクロ原稿 600dpi (600dpi以外はモアレが発生します)
基本線数 60.0まで (線数60を超えるトーンはつぶれてしまうおそれがあります)
※CLIP STUDIO PAINT PROでは、ノンブルは自動で付きません。CLIP STUDIO PAINT PROで原稿を作成する場合は、ノンブルの入れ忘れにご注意下さい。 ※ノンブルのない原稿は、乱丁・落丁等のトラブルが発生しやすくなります。万が一、乱丁・落丁等が発生しても、弊社では責任を負いかねます。
「同人誌入稿(※EXのみ)」で新規作成
「同人誌入稿(※EXのみ)」で新規作成
漫画原稿設定
製本(仕上がり)サイズ A5サイズ A5判 (幅148.00mm・高さ210.00mm)
B5サイズ B5判 (幅182.00mm・高さ257.00mm)
文庫サイズ A6判 (幅105.00mm・高さ148.00mm) ※「同人誌入稿」ではA6判(文庫サイズ)が作成出来ませんので、「コミック」などから作成をお願い致します。
裁ち落とし幅 5mmを推奨
解像度 カラー原稿 350dpi
単色・モノクロ原稿 600dpi (600dpi以外はモアレが発生します)
基本線数 60.0まで (線数60を超えるトーンはつぶれてしまうおそれがあります)
表紙
解像度 カラー原稿 350dpi
単色・モノクロ原稿 600dpi (600dpi以外はモアレが発生します)
ノンブル
「ノンブル」「隠しノンブル」いずれかにチェックをつけて下さい。「隠しノンブル」にチェックをつけた場合は、冊子の綴じ側(ノド)にノンブルがつきます。 ※ノンブルのない原稿は、乱丁・落丁等のトラブルが発生しやすくなります。万が一、乱丁・落丁等が発生しても、弊社では責任を負いかねます。
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ファイルの環境設定

推奨カラー設定
推奨カラー設定 Japan Color 2001 Coated (CMYK)
オレンジ工房.comでは、データを開く際にすべてJapan Color 2001 Coatedに変換致します。CLIP STUDIO PAINTメニューバー「ファイル」→「環境設定」→「カラー変換」の「CMYKプロファイル」を「Japan Color 2001 Coated」に設定すると、CMYKカラー原稿がJapan Color 2001 Coatedで書き出されます。お客様のご使用されているモニタやプリンタにより色味の違いは生じますが、仕上がりイメージにより近づけることができます。
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ファイルの書き出し設定

入稿可能なファイル形式は、「tif形式」「psd形式」です。bmp形式(モノクロ原稿のみ)でもご入稿可能ですが、データ容量が大きくなるため、おすすめしていません。 メニューバー「ファイル」→「画像を統合して書き出し」もしくは「複数ページ書き出し(※EXのみ)」(書き出しコマンドがない場合は最新バージョンにアップデートして下さい)から入稿用データを書き出して下さい。 CLIP STUDIO PAINT形式(拡張子:clip、lip、cmc)のデータは取り扱っておりません。 「同人誌印刷用データ出力」は使用しないで下さい。カラー原稿がCMYKで書き出せない問題が発生しています。今後のバージョンで改善されるまで、ご使用をお控え頂きますようお願い致します。(表紙がモノクロや単色カラー(データがモノクロ)の場合はご使用頂いても差し支えありません)

「コミック」で新規作成
1ページごとに書き出し
1ページごとに書き出し
?Photoshopファイル設定

「[背景]として出力する」にチェックをつけて下さい。

?出力イメージ

  • 「トンボ」にチェックをつけて下さい。
  • 出力範囲を「トンボの裁ち落としまで」にした場合は、チェックを外しても差し支えありません。
  • オレンジ工房.comのテンプレートを使用している場合は、チェックをつける必要はありません。
  • 「テキスト」にチェックをつけて下さい。
  • チェックが入っていないと、ふきだし内のセリフ抜けなどが発生してしまいます。
  • 「ノンブル」にチェックをつけて下さい。
  • ノンブルのない原稿は、乱丁・落丁等のトラブルが発生しやすくなります。万が一、乱丁・落丁等が発生しても、弊社では責任を負いかねます。
  • CLIP STUDIO PAINT PROにはノンブル機能がありませんので、チェックを付けてもノンブルは付きません。CLIP STUDIO PAINT PROで原稿を作成する場合は、ノンブルは手作業で付けて頂きますようお願い致します。
  • 「下描き」「基本枠」のチェックは必ず外して下さい。
  • 書き出し後のデータも確認して頂きますようお願いします。

出力範囲(※EXのみ)

  • 「トンボの裁ち落としまで」か「ページ全体」を選んで下さい。
  • 「トンボの内側まで」は選択しないで下さい。「トンボの内側まで」を選ぶと、塗り足し部分が無くなり冊子の端に白地部分が見えてしまいます。

カラー

  • モノクロ原稿は「グレースケール」を選択して下さい。
  • グレーを使用していない原稿であれば、「モノクロ2階調」での書き出しでも差し支えありません。「モノクロ2階調(閾値)」と「モノクロ2階調(トーン化)」の違いについてはこちらをご参照下さい。
  • カラー原稿は「CMYKカラー」を選択し、「ICCプロファイルの埋め込み」にチェックをつけて下さい。

出力サイズ

  • 元データからの拡縮率を「100%」に設定して下さい。
  • 100%で出力されていない場合、原稿サイズが変わり、モアレが発生します。

拡大縮小時の処理

  • 100%で出力する為、ラスタライズは「高速」「品質優先」のどちらでも問題ありません。

書き出したデータは、不具合がないか必ず確認して下さい。

一括書き出し(※EXのみ)
一括書き出し(※EXのみ)
ファイル形式

  • 「PSD(.psd)」か「TIFF(.tif)」を選択して下さい。PSD形式で書き出す場合は「画像を統合して書き出す」にチェックをつけて下さい。
  • レイヤーが統合されていませんと、「必要なレイヤーの欠損、ズレ」「不要なレイヤーが印刷に出てしまう」「色味が変わってしまう」等のトラブルが発生することがあります。
  • BMP形式でもご入稿可能(モノクロ原稿のみ。カラー原稿はBMP形式ではCMYKで書き出せません)ですが、データ容量が大きくなるため、おすすめしていません。

ページ範囲

カラー原稿とモノクロ原稿を一緒に書き出すと、カラー原稿がモノクロ化したり、モノクロ原稿がCMYKモードになります。カラー原稿とモノクロ原稿は別々に書き出しをお願い致します。

  • 表紙フルカラー・本文モノクロ→「表紙のみ」「本文のみ」を使用し、分けて書き出し
  • 表紙単色カラー・本文モノクロ→「すべて」を使用し、一括で書き出し
  • 表紙・本文フルカラー    →「すべて」を使用し、一括で書き出し

また、書き出し後は、表紙用原稿のファイル名を「hyoushi.psd」などの分かりやすい名前に変更して下さい。表紙2.3印刷(オプション)をご利用されない場合は、書き出し後に表紙2.3データ(オモテ表紙の裏面・ウラ表紙の裏面にあたるデータ)の削除をお願いします。

「見開きページを分けて書き出す」にチェックをつけて下さい。

無線綴じ・中綴じに関わらず、基本的には全て単ページでご入稿下さい。ただし、左右2ページに繋がっているコマ・イラストがある見開きページのみ、分けずに書き出しても差し支えありません。

一括書き出し(※EXのみ)
「[背景]として出力する」にチェックをつけて下さい。

出力イメージ

  • 「トンボ」にチェックをつけて下さい。
  • 出力範囲を「トンボの裁ち落としまで」にした場合は、チェックを外しても差し支えありません。
  • 「テキスト」にチェックをつけて下さい。
  • チェックが入っていないと、ふきだし内のセリフ抜け等が発生してしまいます。
  • 「ノンブル」にチェックをつけて下さい。
  • ノンブルのない原稿は、乱丁・落丁等のトラブルが発生しやすくなります。万が一、乱丁・落丁等が発生しても、弊社では責任を負いかねます。
  • 「下描き」「基本枠」のチェックは必ず外して下さい。
  • 書き出し後のデータも確認して頂きますようお願いします。

出力範囲

  • 「トンボの裁ち落としまで」か「ページ全体」を選んで下さい。
  • 「トンボの内側まで」は選択しないで下さい。「トンボの内側まで」を選ぶと、塗り足し部分が無くなり冊子の端に白地部分が見えてしまいます。

書き出したデータは、不具合がないか必ず確認して下さい。

カラー

  • モノクロ原稿は「グレースケール」を選択して下さい。
  • グレーを使用していない原稿であれば、「モノクロ2階調」での書き出しでも差し支えありません。「モノクロ2階調(閾値)」と「モノクロ2階調(トーン化)」の違いについてはこちらをご参照下さい。
  • カラー原稿は「CMYKカラー」を選択し、「ICCプロファイルの埋め込み」にチェックをつけて下さい。

出力サイズ

  • 元データからの拡縮率を「100%」に設定して下さい。
  • 100%で出力されていない場合、原稿サイズが変わり、モアレが発生します。

拡大縮小時の処理

  • 100%で出力する為、ラスタライズは「高速」「品質優先」のどちらでも問題ありません。

書き出したデータは、不具合がないか必ず確認して下さい。

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パスの作成方法とデータの書き出し方【Win/Mac】

型抜きできるグッズ印刷をオリジナルで作成する場合に必要なパスの作成と書き出す方法です。
(※ CLIP STUDIO PAINT Ver.1.10.0 以降の機能です) (※ 画面はwindows版です)

01.ベクターレイヤーを作成する
  • 「新規ベクターレイヤー」を作成してパスを書きます。
    イラストから離す距離等は各商品の原稿の作り方ページをご参照ください。
  • パスが作成できたら1つのオブジェクトになっているか確認してください。
  • オブジェクトがバラバラになっている場合は、「ベクター線つなぎ」ツールで1つのオブジェクトにする事ができます。
  • ペンツールはどれを使用しても問題ありませんが、異なるペンでパスを作成すると線をつなぐ事ができません。 必ず同じペンで作成して下さい。
02.アンカーポイントを減らす
  • 手書きでパスを作成するとアンカーポイントがかなり多い状態で作成されます。
  • アンカーポイントの数が多いと仕上がりが汚くなる恐れがあります。「ベクター線単純化」ツールでなるべくアンカーポイントを減らして下さい。

  • ・ベクター線単純化前

    ・ベクター線単純化後 ※単純化する際に形が多少変わります。

03.ベクターレイヤーを書き出す
  • カーソルをカットラインレイヤーに合わせてから「ファイル」→「ベクター書き出し」で「カットライン.svg」が書き出されます。(※画像の様に他のレイヤーを選択しているとベクター書き出しが有効になりません。)
04.画像を保存する
  • 「カットライン」「カラー版」「白版※」のレイヤーで別れたままにする為、 画像を統合せずに保存します。
    「ファイル」→「別名で保存」→「psdで書き出し」
    (※シール類に白版は必要ありません。)
  • 入稿は「カットライン.svg」(カットライン用パスデータ)、「データ.psd」(印刷用イラストデータ)2種類のファイルをご入稿下さい。
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